一般外来のご案内
カゼ
熱・くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・のどの痛み・咳などの症状が特徴です。インフルエンザなどのウイルスや細菌(バイ菌)が原因となります。さつき診療所では、学会認定内科医が、お子さまからご高齢の方まで、患者さまの生活に合った診療をするよう心がけています(インフルエンザ迅速検査、溶連菌迅速検査、アデノウイルス迅速検査、マイコプラズマ迅速検査)。
また、症状が長引く方のなかには、肺炎やぜんそくなどの病気が隠れている場合があります。血液検査・レントゲン検査・呼吸機能検査を用いて、的確な診断と迅速な治療を提供します。
高血圧
高血圧は、高脂血症とともに「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」と呼ばれている生活習慣病の一つです。血圧が高くても自覚症状がない場合が多く、知らないうちに、全身の血管が痛みます(動脈硬化)。脳卒中(脳出血・脳こうそく)や心臓病(心筋こうそく・狭心症)になった時にはもう手遅れで、最悪の場合は、死に至ることもあります。
高血圧は、ほとんどが原因不明(本態性)です。しかし、最近は、10%ほど(10人に1人)に内分泌(ホルモン)疾患など病気が隠れている場合があると報告されています。特に、「原発性アルドステロン症」という内分泌(ホルモン)の病気が有名です。
また、高血圧は、心臓肥大を引き起こし、あらゆる心臓病の原因となります。その予防のためには、心エコーでの定期的なチェックが必要です。さつき診療所では、循環器専門医による「高血圧治療ガイドライン」に沿った、的確な診断と治療を提供します。
高脂血症
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い病気です。脂質が多いこと自体は無症状のため、放置している患者さんが多いのが特徴です。そのため、高血圧と同じく、「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」と呼ばれている生活習慣病の一つです。知らないうちに、全身の血管が痛みます(動脈硬化)。心臓病(心筋こうそく・狭心症)や脳卒中(脳出血・脳こうそく)になった時には手遅れの場合もあり、最悪の場合は、死に至ることもあります。
性別や年齢、喫煙の有無や病気の有無(糖尿病・高血圧・心臓病)などで、治療内容が変わります。
さつき診療所では、循環器専門医による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」に沿った、的確な診断と治療を提供します。
花粉症
花粉によっておこるアレルギー疾患であり、おもに、アレルギー性鼻炎(くしゃみ・鼻みず・鼻づまり)とアレルギー性結膜炎(目のかゆみ・涙・目の充血)が生じます。
特に、スギ花粉症の増加は著しく、国民の4人に1人、25%がスギ花粉症だといわれており、患者数はまだまだ増えています。また、スギ以外にも原因となる植物は80種類もあり、花粉症があらわれるのは2〜4月だけではなく、1年中に及びます。
さつき診療所では、患者さんごとの生活習慣に合わせたオーダーメイドの治療を提供します。
また、採血によるアレルギー検査で花粉症の原因となる花粉を調べることもできます。
胃腸疾患
お腹のいたみ・はり、吐き気、むかつき、下痢、便秘などは、胃腸の病気が原因であることが多く、胃腸炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道炎、場合によって、胃がん、大腸がんなども考えられます。
精密検査が必要な場合は、責任を持って適切な施設へ紹介させていただきます。また、お腹の症状には、他の病気(心臓病など)が隠れている場合もあり、胃腸疾患だけにとらわれることなく、学会認定内科医による、幅広い診断と治療を心がけています。(ノロウイルス迅速検査など)
ぜんそく・肺気腫(たばこ肺)
咳、喘鳴(ゼイメイ:呼吸するとゼーゼー・ヒューヒューする)、息切れが発作的に起こるのがぜんそくです。
空気の通り道である気道(気管支など)がアレルギーや炎症によって細くなったり詰まったりすると、空気が通る時に「笛」のような音が出ます。ぜんそくの場合は、薬で治療すると元の気道の状態に戻り、息切れがなくなります。薬で発作を予防すると普通の人と同じ生活を送ることができます。
しかし、心不全のときも、ぜんそくと同じような症状(心臓ぜんそく)が出るため、正確な診断が、非常に重要な病気なのです。
たばこ病:肺気腫は、たばこを吸う人の20%が発症する気道の病気です。気道が細くなる病気ですが、ぜんそくと違って、気道が元に戻ることはありません。しかし、COPD(たばこ病:肺気腫など)も、薬で症状を軽減することができます。
さつき診療所では、レントゲン検査・呼吸機能検査・アレルギー検査・心電図などを用いて、「ぜんそくガイドライン・COPDガイドライン」に基づく、適切な診断と治療を提供します。